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管理職が抱える苦労と対処法

ITエンジニアから管理職になると、様々な苦労を抱えることになります。最も多く聞かれる意見としては、メンバーが思うように動かないことにより納期に間に合わないというものです。ノルマを課しても守られない理由としては、他のメンバーが遅れているのならば自分が遅れても大丈夫という馴れ合いの意識があります。良くないのは進捗状況を報告させてただ待つというものです。その後遅れが発覚して怒っても、意味はありません。管理職としては、面倒だからと一括でまとめて管理しようとせずに、メンバー個別に面談を行うなどによってスケジュールを組む必要があります。さらに、遅れているメンバーの仕事を他の人に割り振るようにするのも効果的です。人に迷惑をかけるという意識が出れば、納期を守ろうとするからです。

また、プロジェクトが進行する中で、クライアントからの要望で仕様書に変更が 入ることがあります。これはメンバーからの不満も出ますし納期も遅れますが、何よりもコストが増加する可能性があります。そこでまずは開発をする前にクライアントとしっかりと話をして、どんな操作性や機能を求めるのかを深く掘り下げることが大切です。クライアント自身も気付かない要望を引き出すことで、プロジェクトがスタートしてから無駄な修正作業を行うことは少なくなります。常に先を見通して計画を立てることが大事です。

このように苦労する原因をきちんと分析して対処法を考えることで、無駄なくスムーズに組織をまとめることができます。